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1980年代、レーガン政権下で不況が続くアメリカ。生活環境が悪くなる中で、主にマイノリティの若者を中心に、ニューヨークで生まれたヒップホップ・カルチャーが花開き、各地に伝播しつつあったオールド・スクール期。「Writing On The Wall」は、そのオールド・スクール期に、グラフィティに生き甲斐を求めた若者達を描いたドキュメンタリーだ。
本編では、ニューヨークに隣接し、その影響が強いものの、独自のシーンを形成しているニュージャージーで、グラフ・ライターをしているハキームに密着し、その活動を追うとともに、将来の進路や家族など、郊外ゲットーに住む若者の生き方を浮き彫りにする。
カンゴールにゲットー・ブラスターと、オールド・スクール期を象徴するファッションも含めたフレッシュな空気感を瑞々しく切り取った本作は、1986年ニュージャージー・ネットワークで放映されたTV番組で、その年のNYエミー賞ノミネート始めとして、様々なジャーナリスト賞を受賞し、高い評価を得ている。
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