●セシル・テイラー
1929年ニューヨーク生まれ。5歳でピアノを弾き始め、8〜9歳の頃にはすでに作曲も行う。ニューヨーク大学とボストンのニューイングランド音楽院でピアノや音楽理論を学ぶ。56年にニューヨークのファイブ・スポットに出演、57年にはニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演。60年にはアーチー・シェップを加えたバンドで活動、62年にはヨーロッパ・ツアーを敢行、63年にはアルバート・アイラーを加えて活動。64年、ビル・ディクソンらと共に「ジャズの10月革命」を開催後、「ジャズ・コンポーザーズ・ギルド」を組織。70年代からはソロ活動も活発に行い73年に初来日。80年代以降は、詩の朗読やダンスなども始め表現方法を拡大した。今年2月に久々の来日を果たし、セシルを師と仰ぐ山下洋輔と完全即興のステージを繰り広げる。
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●アーチー・シェップ
1937年、フロリダで生まれフィラデルフィアに移住。もともとは俳優志望だったため大学では演劇学を学ぶ。当初はR&Bやラテン・バンドで活動するがフリー・ジャズに転向。60年にセシル・テイラーのバンドに参加、その後もジョン・コルトレーン、ビル・ディクソン、アーティー・ショウなどフリー・ジャズの名だたるミュージシャンたちと活動を共にする。64年の「ジャズの10月革命」、「ジャズ・コンポーザーズ・ギルド」に参加。70年代以降はスタンダードなジャズに戻って活動している。アフリカン・アメリカンのルーツを持つため、活動家としても知られている。
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●ビル・ディクソン
1925年マイアミに生まれ、ニューヨークで育つ。最初は画家を目指すが第二次大戦で負傷したことがきっかけでジャズの道に進む。51年にセシル・テイラーと出会い共に活動を始め、60年代初頭にアーチー・シェップとも共に活動する。64年、フリー・ジャズの認識を高めるきっかけとなった「ジャズの10月革命」を企画・開催。「ジャズ・コンポーザーズ・ギルド」を組織した後は音楽教育、若者の育成に従事し、世界中でワークショップを開いている。
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●ポール・ブレイ
1932年カナダ・モントリオール生まれ。8歳でピアノを始め12歳でプロとなる。ジュリアード音楽院で作曲と指揮を学ぶが、50年代半ばから前衛的なスタイルに転向していた。チャーリー・パーカー、チャールズ・ミンガス、チェット・ベイカーなどと共演。ピアニストのカーラ・ブレイと結婚後に「ジャズの10月革命」に触れ、本格的にフリー・ジャズの道へと進む。
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字幕監修・解説:原田 和典
音楽ライター。1970年北海道生まれ。19歳で上京、老舗ジャズ雑誌で働く(最後の5年間は編集長)。2005年からフリーランスとして活動。著書には『清志郎を聴こうぜ!』(主婦と生活社)、『世界最高のジャズ』(光文社新書)、『コルトレーンを聴け!』(ロコモーションパブリッシング)、『元祖コテコテ・デラックス』(ジャズ批評社)。共著には『JAZZ“名盤”入門!』(宝島社新書)、『さわりで覚えるジャズ25選1〜3』(中経出版)等。
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