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68年、北欧の彼方フィンランドで建築家マッティス・スローネンによりデザインされたUFO型住宅「フトゥロ」。これは、その「フトゥロ」のたどった数奇な運命を、フィンランドの若手映像作家、ミカ・タニラが追った歴史的ドキュメンタリー・フィルムである。
57年、ソビエトのスプートニクス打ち上げで始まる宇宙時代を反映して、50年〜70年代にかけて近未来的なデザインのものが世界中で数多く生まれた。
「フトゥロ」も、その世相の中で設計された強化グラスファイバー製週末型レジャーハウス。アメリカ、ソビエトなど世界中の国々に輸出され、日本でもライセンス契約が結ばれ製品化されるはずだった。が、75年のオイル・ショックのため、あえなく製造中止。わずか数十軒製造されたのみで、歴史の表舞台から消え去ったのだった!実はこの「フトゥロ」、軽井沢にも輸入されている。上陸当時の様子も紹介されている他、アンディー・ウォホールと「フトゥロ」のツー・ショットやクリストのラッピング・パフォーマンスなど、秘蔵映像も数多い。建築やミッドセンチュリー・デザイン、モダンアート、映像、宇宙・・・あらゆる興味の琴線に触れてくる貴重なDVDであることは間違いない。
監督:ミカ・タニラ
撮影:ジュシ・エーロラ
サウンドデザイン:オリ・フウタネン
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