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Rahsaan Roland Kirk and John Cage
「オーネット・コールマン・トリオ:デヴィッド、モフェット、オーネット」&「ローランド・カーク&ジョン・ケージ:サウンド??」
(原題「David, Moffett and Ornette: The Ornette Coleman Trio、SOUND?? Rahsaan Roland Kirk and John Cage」)

価格: 3,990円(本体価格:3,800円)|商品番号:NODD-00069

[主な仕様]
■収録分数:本編 約53分 
■仕様:片面1層 リニアPCM 画面サイズ4:3 日本語字幕入り モノクロ
(c)David, Moffett and Ornette: The Ornette Coleman Trio 1966 SOUND?? Rahsaan Roland Kirk and John Cage 1967

フリー・ジャズの創始者オーネット・コールマンと、伝説のサックス奏者ローランド・カーク。インプロヴィゼーションの歴史に名を残す偉大な2人のドキュメンタリーを2 in 1でリリース!

従来の形式や思想にとらわれず、曲の構成やコード進行に縛られない「フリー・ジャズ」を提唱したオーネット・コールマン。 彼が率いるトリオが即興演奏を披露した1966年の映像「オーネット・コールマン・トリオ:デヴィッド、モフェット、オーネット」と、盲目のサックス・プレーヤー、ローランド・カークの音楽に対する情熱を綴った「ローランド・カーク&ジョン・ケージ:サウンド??」を収録。

1.「オーネット・コールマン・トリオ:デヴィッド、モフェット、オーネット」(約28分)

監督:リチャード・“ディック”・フォンテーン
制作年:1966年 制作国:アメリカ
出演:オーネット・コールマン(アルトサックス)、デヴィッド・アイゼンソン(ベース)、チャールズ・モフェット(パーカッション)

1966年、ベルギー映画『Who's Crazy?』のサウンドトラック録音のためにパリを訪れたオーネット・コールマン、デヴィッド・アイゼンソンとチャールズ・モフェットによるピアノレスのトリオの、スタジオでの様子とインタビューを収録。即興で音楽を付けていく様子をそのまま映し出した本作は、まるで会話のように紡ぎ出される音と、感情を表すかのような表現の豊かさ、インプロヴィゼーションが持つ独特の緊張感を味わうことができる。わずか3日で撮影された本作の監督は映画『Art Blakey: The Jazz Messenger』で知られるリチャード・“ディック”・フォンテーン。
1959年にデビューし、当初R&Bのサックス奏者として活動していたオーネット・コールマンは1960年にアルバム「フリー・ジャズ」を発表。それまでのジャズの常識を覆すこのアルバムは、バスクラリネットのエリック・ドルフィーやコルネットのドン・チェリー、ベースのチャーリー・へイデンら8人のミュージシャンを2つのグループに分けて即興演奏をさせ、それを左右に振って同時に収録する前代未聞のアルバムとなった。その後、本作に登場するトリオを結成。70年代は自らが提唱するハーモロディクス理論(メロディーとハーモニーとリズムをそれぞれ等価として扱う、メンバーが思い思いに音を出していても音楽はすでに成り立っている、という理論)を実践し、ロックバンドを率いたこともある。フリー・ジャズの創始者と言われ、ジャズの発展と拡大に貢献し、ジャンルを超えたミュージシャン達に多大なる影響を与えている。76歳の今も現役として精力的に活動。20年ぶりのオフィシャルツアーとして2006年春に来日し、迫力のある演奏で観客を魅了した。
2.「ローランド・カーク&ジョン・ケージ:サウンド??」(約25分)

監督:リチャード・フォンテーン
制作年:1967年 制作国:アメリカ
出演:ローランド・カーク(テナー・サックス他)、ジョン・ケージ、デヴィッド・チュードア

ジミ・ヘンドリックスやエリック・バートンにも愛された盲目のサックス・プレーヤー、ローランド・カーク。真っ黒なサングラスに黒づくめの服装。「魔人」「グロテスクジャズ」などと称されるその演奏は、誰にも真似できない彼独自のものだ。3本のサックスを一度にくわえて演奏したり、あるいは鼻で吹いたりと、奇抜なパフォーマンスで知られる彼の姿をとらえ、その音楽性にふれた貴重なドキュメンタリー。大勢の大人や子供に笛を持たせて吹かせてみたり、動物との共演を試みたりと、愉快な挑戦に親しみが感じられる。その一方で登場するのは20世紀最大の前衛音楽家ジョン・ケージ。彼とデヴィッド・チュードア、マース・カニングハムとのコラボレーションによる演劇「Musical Bicycle」の準備の様子などを挟みながら、「音とは何か」を問いかける内容である。
幼いときに視力を失ったローランド・カークは、16歳の時すでに3本の楽器を一度に演奏することを夢見ていたらしい。マンゼロとストリッチという古典楽器を用い、循環呼吸による途切れることのない迫力満点の演奏は60年代に見出され、61年には一時的にチャールズ・ミンガス・グループに加入している。70年代には自らのバンドであるバイブレーション・ソサエティを結成。75年に脳溢血で半身不随になるという悲劇にも負けず、片手で演奏を続けた。77年に41歳の生涯を閉じるが、その果敢な人生は現在も賞賛と尊敬をもって評価され続けている。
字幕監修・解説:原田和典

音楽ライター。1970年北海道生まれ。19歳で上京、老舗ジャズ雑誌で働く(最後の5年間は編集長)。2005年夏、晴れてソロ活動開始。ジャズ誌時代にはできなかったアイドルの取材、他ジャンルの原稿等にも取り組みつつ、アナーキーかつソウルフルに生きる。著書には『世界最高のジャズ』(光文社新書より8/14発売)、『コルトレーンを聴け!』(ロコモーションパブリッシング)、『元祖コテコテ・デラックス』(ジャズ批評社)、共著には『JAZZ“名盤”入門!』(宝島社新書)、『さわりで覚えるジャズ25選1〜3』(中経出版)、インタビュー登場には『充実人間の時間とお金「超」利用術』(講談社+α文庫)等。ミュージックフィールドのHP『原田和典のJAZZ徒然草』(http://www.musicfield.jp/harada_kazunori/index.html)も好評連載中。
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