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ホイザーマンは1936年、スイスのビエンヌに生まれる。「水中で作られる“泡”の形は自然界で最も無駄がない」「自然が決めた形にならえば無駄のない建築が生まれる」と語る彼は、60年代から本格的に“泡”を模した球体の家の設計にとりかかる。1966年『国際未来建築協会』に参加、1970年には彼の構想した案が、カンヌ都市計画設計コンペで1等に輝く。また1971年には、建築家アンティ・ロヴァグ(ピエール・カルダンの“泡の宮殿”の設計者!)、シャネアックと共に『成長する住宅協会』を設立、未来の住宅の研究と建設に挑戦した。
このドキュメンタリー映画の中でホイザーマンは、なぜUFOのような住宅をつくるのか? 未来の住宅とは一体どんなものなのか? 彼の考案する「ドモービル(可動住居)」とは一体何なのか? またインド・マドラスで手がけるUFO建築についてなど赤裸々に語る。また全編にわたり流れる建築思想と、UFO建築とも呼べる未来の住居の姿には、閉塞感が充満する今の世の中に、痛烈なカウンターパンチを浴びせる。建築ファンにも、60〜70年代カルチャーに興味がある人にも強力にお薦めしたい、まさに衝撃のドキュメンタリー映画である。
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