「ワイルド・スタイル」の衝撃から20年。
リアルなユース・カルチャーを描いたグラフィティ・ムービーが再び日本に上陸する。 |
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「パターン化された最近の商業映画のスタイルを打ち破り、現在進行形のグラフィティ・カルチャーにインスパイアされた映画をバラ・ラフは作り上げた。新鮮なカメラ・アングル、強烈な色彩、革新的な編集などがうまくブレンドされ、変な計算からは生まれない個性的な作風を見せてくれる。微妙なニュアンスに満ちたスタイル、ダイナミックな表現力が、この映画では輝いているのだ」
─ジム・ジャームッシュ(映画監督)
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物語
舞台は、ニューヨーク。ブレストの異名を取る19歳の白人青年アンソニーは、ローカル・シーンで最高の評価を受けているグラフィティ・ライターだ。彼はNY市警のヴァンダル・スクワッド(落書き取り締まり班)のしつこい追跡を交わしながら、毎夜ハンドスタイルで街中の壁に向かい、見事なアートをモノにする。だがクルー(仲間)の逮捕をきっかけに、NY市警との衝突が激化。事態は予想のつかぬカオスへと展開し、ブレストはひとつの決断を迫られる……。
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MC、DJ、ブレイクダンスと並ぶ、ヒップホップ・カルチャーの4大要素のひとつ“グラフィティ”。「ボム・ザ・システム」は、このグラフィティという、法の目をくぐって絵を描き、やがては権力によって消されていく“アート・クライム”(芸術犯罪)に自らの存在証明を賭けるストリートの若者たちを描いた、鮮烈な青春映画だ。
ヒップホップ・カルチャーを扱った劇映画はたくさんあるが、ここまでグラフィティを中心に据えた作品は、ヒップホップ映画のバイブルとして伝説化している『ワイルド・スタイル』(82年)と『ビート・ストリート』(84年)以来、実に20年ぶり。
主人公ブレストを演じたのは、自らプロデューサーも兼任したマーク・ウェバー。トッド・ソロンズ監督の『ストーリーテリング』(01年)、ウディ・アレン監督の『さよなら、さよならハリウッド』(02年)、今年のカンヌ国際映画祭でグランプリに輝いたジム・ジャームッシュ監督の『Broken Flowers(原題)』(05年)など鬼才監督からオファーが続く注目の新進俳優だ。
監督は、これが長編デビュー作となるアダム・バラ・ラフ。弱冠23歳にして堂々とした語りのスキル、そしてその若さならではのみずみずしい感性を見せつけた彼は、インディーズ映画界のアカデミー賞と呼ばれるインディペンデント・スピリット・アワードで、最優秀新人賞にノミネート。さらにサンフランシスコ・インディペンデント映画祭の作品賞など、数多くの映画祭で重要な賞を獲得した。音楽はNYアンダーグラウンド・シーンのカリスマ的トラックメイカー、元カンパニー・フロウ、現デフィニティヴ・ジャックスのエル・Pが手掛けている。
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出演
マーク・ウェバー(アンソニー/ブレスト)
ジャクリン・デ・サンティス(アレックス)
ジェイド・ヨーカー(ケヴィン/ルーン)
ガノ・グリルズ(ジャスティン/Buk50)
リー・キニョネス(リー・Q) 他
スタッフ
監督:アダム・バラ・ラフ
製作: ベン・レキー
撮影監督: ベン・カッチンズ
編集: ジェイ・ラノヴィッツ
特典映像
インタビュー<アダム・バラ・ラフ&マーク・ウエバー、リー・キュノネス他>(約25分)
本編未収録シーン(約18分)
ビハインド・ザ・シーン(約18分)
ビデオ・グラフ(約4分)
日本公開劇場予告編 (約2分)
オリジナル予告編 (約3分)
日本公開記念ライブ・ペインティング「Bombing」(約2分)
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